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南三陸町へボランティアに行ってきました。

◎南三陸町へボランティアに行ってきました。

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21,22日と被災地でのボランティア、無事に終了いたしました。

今回のボランティアでは、私自身、アロマセラピストとしての成長を発見したり、新たな課題が見えたりと非常に内容の濃い二日間となりました。


通常のサロンワークの他に、介護施設や医療センターでのボランティア活動での経験と、身内に阪神大震災の被災者がおり、ある程度の心理状態を学んだ上で、被災地のボランティアに参加しました。

心理カウンセラー、メイクセラピスト、アロマセラピストなど総勢7名が、3か所の避難所に別れてケアにあたり、私は、初日は在宅被災者の方たち、二日目は避難所の方たちと避難所になっているホテルのスタッフの方のケアを担当しました。

フルボディ、フェイシャル、上半身、下半身と、皆さんの希望に合わせてトリートメントをさせていただきましたが、老若男女問わず共通していることは、体にこわばりがあること。

特に、肩甲骨の間と肩甲骨の下辺りに多く見られました。

例えて言うなら、「正面で受けた衝撃が体を貫通せず、背中で留まっている」という感じです。わかりますか~?

そして、体の不調とは対照的に世代間の違いを感じたのは、精神面。

若い人達(主に20代)は、自分の気持ちを聞いてくれる友達がいて、イヤな事があってもblogやSNSなどを活用して上手にストレス発散をしているのに対し、高齢者の方は「うちだけじゃない、状況は皆同じだから話せない」という思いから、心に留めておく方が多かったのです。

これは、香りの選び方にも表れていたように思います。

若い人は、「気持ちの切り替え、スカッとしたい、疲労回復」を目的とした香りを選び、高齢になるにつれて「安心感、落ち着きたい、精神的安定」を目的とする傾向が見られました。

心とからだは正直ですね。

後者はトリートメントよりも、カウンセリングに時間を割き、泣きたい人は泣き、思い切って喋りたい方には喋って頂きました。

トリートメント後の皆さんは、自然に笑みがこぼれて、口数も多く、プチ井戸端会議みたいな状態に

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これから復興が進んで環境が整ってきた時、皆さんはどんな香りを選ぶのでしょう。

ご自分が、これから進みたい方向へ行けるような香りを選べる、心の余裕が出来る状態になっていることを願ってやみません。


避難所によっては、まだお水が出なくて給水車を頼りにしていたり、食事もままならない所があるそうです。

「久しぶりに、おそばを食べたの♪」という言葉が印象的でした。

実際に行ってみないと分からないことがあり、報道で知る内容は、ほんの極一部のことなのだと痛感しました。


これからボランティアに行かれる方は、そのあたりの情報をしっかり収集して持参する物の中身を吟味してくださいね。


最後に、このような貴重な機会を設けて下さった、松田さと子さん、現地でコーディネーションしてくださった、佐藤さん、菅原さん他皆様、一緒にボランティアをした皆さんに厚く御礼申し上げます。


その他の写真は、facebookページに掲載しています。


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by dolcediaroma | 2011-05-25 10:56 | ■アロマボランティア活動
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